yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

中島美嘉コンサートツアー

6月4日の兵庫芸術文化会館の大ホールでのコンサート、今ヤフオクで落札した。2枚で22000円だった。先行予約分のようなので座席がどこになるか分からないけど、でもとにかく生で彼女の歌が聞けるのはうれしい。7月の大阪公演分も、もう少ししてからヤフオクのお世話になろうと考えている。

2007年のコンサートでは初っ端に"A Miracle for You" が来たけれど、今回のツアーではどうなんだろう。もし入っていれば、よけいにしみじみと聴けると思う。復活、ホントによかった!「一番綺麗な私を」が年間 J-POPの一位になったのに、病気で活動休止になってがっかりしたファンはいっぱいいただろうから。

彼女の歌は例外なくどれも好きだけど、でもどれか一つというと、この歌と「汚れた花」で、彼女の声質と歌の内容がもっともよくマッチしているように思う。「汚れた花」も今度のコンサートに入れていて欲しい。

いっとう最近の"Dear"、youtube ではすでに38万回以上聴かれている。コメント欄にも応援メッセージがいっぱい。みんなかなり心配していたのですね。映画、『八日目の蝉』の主題歌で、映画の内容と対照させて聴くとより一段と感動するという意見が多かった。確かに人と人との関係の儚さ、感情と現実とのギャップを上手く表現できるのは彼女をおいてはいないと思う。

彼女の歌には魂の叫びのようなものがある。繊細で傷つきやすい、美しい魂がすけて見える響きがある。そしてなによりもアーティスティクである。彼女の魂の「素」、それが練られた構成を通すことで、芸術として昇華している。たんに技巧だけで聴かせるのではない。技巧でいうともっと上手い人はいるだろう。でもそれだと、聴き手の心には響いてはこない。

兵庫芸術文化センターの総監督、佐渡裕さんは2007年12月に「10000人の第九」25回記念公演に美嘉ちゃんを呼んだのだから、このホールでのコンサートとのなにかの縁を(勝手に)感じてしまう。