yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

劇団花吹雪@朝日劇場 5月6日

トラブルで勤務先を出るのが遅くなり、夜の部に大幅に遅刻。
お芝居、『安太郎時雨』、コメディでここしばらくは舞台に乗っていなかたものということだったのに、残念。

花吹雪さん、昨日と同じくBGM("Rush Hour")が斬新だった。それと今までに見たことのない演出が一つあった。最後の場は(第4場?)の冒頭、登場人物全員が舞台に並ぶところから始まった。それぞれが自分の「正当性」を主張するという手法、まさに現代劇。

幕間の口上はめずらしく春之丞さんがされました。声がかすれ気味。大丈夫なんでしょうか。心配です。

第3部
群舞     「?』 青春 祭
春之丞:立ち 「神楽坂」 グレイ着物が渋い
真之輔:立ち  「旅路」
春之丞:立ち 「?」 ゴールドと黒の派手な着物に 黒い帯
梁太郎 :立ち 「化身」
愛之介 :立ち 「?』 白地にグレイ模様の着物。上背生かした踊り。半身脱いでも下品にならないのが愛之介さん
恵介 :女形  「花咲く旅路」黒い本振袖着物に赤い髪飾りがかわいかった
梁太郎:立ち  「北斗星
真之輔・女優陣 「浮かれ節」?
愛之介:立ち  「酒よ」 茶着物
松ノ介:立ち  「一人旅」
春之丞:女形 「ひらり」 黒地にゴールド模様の着物、シルバーの帯

口上  大入りの手打ち。真之輔さんとの掛け合いはなくて残念

京之介:立ち  「 夜空」 濃い紺の着物で。粋でした
寿美:立ち   「遊侠流れ笠」

ラスト 花魁ショー「ひとひらの花」
とにかく凝っていました。

花やかな花魁姿の春之丞さんが「歌麿」に合わせて踊られ、のちにこれまた豪華な花魁の真之輔さんが「ひとひらの花」で登場。背景は 屏風 を真ん中に左右に桜の木。

途中で引っ込まれた春之丞さん、桜の散った黒着物で再登場。踊りの途中、上半身ぶっかえりで白に桜模様の着物が現れる。そのまま夜叉面をつかっての踊り。去年新開地でもみましたが、何度みても感嘆のうなり声しか出ません。

今度は真之輔さんが引っ込んで、天草四郎のような衣裳で再登場。「花の慶次」に合わせてお二人のところ狭しの舞踊。他の劇団員も袴姿で参加しての剣劇をとりいれた華やかな舞踊ショー。

最後、背景が変わる。左右それぞれに虎、龍の大きな絵が描かれた垂れ幕が下がる。そして!さいごには蜘蛛の糸ならぬ赤白の無数の紐が天井から降りてくる。花吹雪はこういうところ、ほんとうに演出がニクイです。観客は次から次へと新しい趣向をみせてもらえてうれしいのですが、これだけのものをそろえる費用は大変じゃないかと、つい心配してしまいます。

豪華絢爛、見応え十分の舞台でした。こんなに凝ったものをこの入場料でみるのは申し訳ないと思いました。

昨日、ちょっと感動したこと。私の前に座られたおじいさん、一生懸命ご覧になっていました。ちょっと涙が出そうになりました。これが大衆演劇のスゴイところなんですね。というか、花吹雪のスゴイところなんですね。非日常の極地的空間を舞台に展開しているのにもかかわらずこの近さ、親しみやすさが。