yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

日経記事「東電、ロボットで原子炉建屋を調査」

記事は以下。

東京電力は17日午前の記者会見で、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所3号機の原子炉建屋内に無人ロボットを投入すると発表した。遠隔操作で内部に進入させ、放射線量や温度、酸素濃度などを測定する。作業は同日午前10時からで、内部の様子も撮影される見込み。建屋内の状況を把握し、今後の復旧作業に生かしたい考え。3号機でまず実施し、その後、1号機と2号機でも試みる。」

ロボットは残念ながら日本製ではなく、アメリカのアイロボット社製の車両型だそうである。早速ネット検索したら、トップにはこの記事とアイロボット社のサイトが出てきた。軍事用のみならず企業や家庭用、そして教育用!ロボットも製造している会社のようだ。

その二つの次に出てきた検索結果は2chの「米アイ・ロボット社、軍用ロボットを無償で日本に提供「福島原発の事態収束に全力で当たる」、「今後日本はレイバーみたいな実用ロボット社会にあると俺は思う」といったニュース掲示板だった。日本のロボットが役に立たないことへの不満が延べられていた。それと、提供されるロボットの外見が予想外だったことへの不安も載っていた。

たしかにニュース記事のの写真で見る限り、期待していたものとはちょっと違うような。でも1億円するロボットを無償で提供してくれるアイロボット社、ほんとうにありがたい。こいういうところアメリカ人だ。文句を言っている2chのひねくれた人にはそういう「底ぬけの善意」は通じないのかもしれないけど。

でも、たしかに「『パトレイバー』に登場するようなロボットかな」と思ったのも事実ではある。レイバーがあればこういう場合無敵なんですよね。原発事故の報道があった直後にTwitter で公安9課の出番だとつぶやいた人がいたけれど、この原発内部を偵察するのにはサイボーグやパトレイバーが最適だし、安心できる。日本のロボット技術は世界最高峰ではなかったのだろうか。そう喧伝していたようだけど、実用面ではアメリカに遅れていたのかもしれない。

そいうえば以前に購入を真剣に検討した「ルンバ」というお掃除ロボットもアイロボット社製だった。床に傷が着くかもしれないので断念したのだが、使っている人の評判はすこぶる良かった。今度の原発内部に入る軍事用のものも性能は優れたものだろう。上手くゆくことを祈るのみ!