yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

フレーバー・コーヒーとベーグル

今日、去年の3月にオープンして以来、ほんの2、3回しか行ったことのない阪急西宮北口の西宮ガーデンズに行きました。ガーデンズの成城石井で売られているフレーバー・コーヒーが欲しかったからです。アメリカで一番影響を受けた食料はこれとベーグル、そしてサラダということになります。


「アイリッシュ・クリーム」という銘柄が一番好きなのですが、日本ではなかなか手に入らないので、「バニラ・マカデミアナッツ」というので我慢しています。コーヒー通の友人にいわせると、フレーバーは邪道だそうですが、私はやっぱりこれが一番です。以前は専門の業者に頼まなければ入手できず難儀でしたが、成城石井やその他の店でも売るようになってきて、助かります。


成城石井はベーグルも本格的です。デパートなどに入っているベーカリーのベーグルはジャパナイズしたもので、やけにふわふわしていて頼りないのです。それに比べると、成城石井のベーグルはしっかりとしていて、ニューヨーク・ベーグルそのままです。値段は高目(1個200円)ですが、ふわふわの日本の菓子パンに比べると食べごたえがあります。アメリカ人はこれを半分にスライスしてそれにクリームチーズをたっぷりぬって食べるのですが、私はトーストしたものにバターをぬるのが好みです。


「クリームチーズをぬったベーグル」は朝の食事と決まっていて、私もよくお世話になりました。キャンパスに朝8時になると朝食を商う屋台が何軒か出るのですが、そこでよくクリームチーズをたっぷりぬったベーグルとコーヒーの朝食を買っていました。コーヒーを入れて2ドルちょっとなのに、けっこうお腹もちがよくて、貧乏学生にはありがたかったです。大学図書館前に出ていた朝食専門のベンダー(屋台)はイタリア系のおばさんがやっていて(フィラデルフィアには大きなイタリア人コミュニティがあるので)、ダンナをあごで使っている姿に、なにかイタリアの女性上位の夫婦関係を垣間見た気がして、おかしかったです。ちょっとおっかない、ぶっきらぼうなおばさんでしたが、(現在よりは5キロ体重の少なかった)やせっぽっちの私の身体を見てクリームチーズをいやというほどぬってくれるなど、親切でした。


西宮ガーデンズに久しぶりに来たついでということで、初めて各階を巡回しました。阪急百貨店は別として、海外のブランドの店が多かったです。全体的に客はそこそこいましたが、でもそれでやってゆけるのかと要らぬ心配をしてしまいます。何しろ値段が高すぎる。Nine West 、Fossil 、Banana Republic なんていうブランドは向こうでは庶民派のものですが、日本に入ったとたんに高級品に化けるのかと思うくらい値段がはね上がります。日本はデフレではなかったのでしたっけ?


こういう「不当に高い」衣服、その他を買うのが嫌で、そういうものは年に2回は訪れているアメリカで買っていました。もちろんアメリカで買ったものは縫製とかが日本のものよりもいいかげんなのですが、消耗品と考えればいいわけです。高い日本のものは買う気にはなれません。今評判のH&Mなんて、安い洋服の代名詞のようなブランドで、私もよく買い求めたものです。日本でもリーズナブルな値付けをしていて、好感が持てますよね。なによりオシャレです。こことAnn Taylor というブランド(Banana Republic を擁する企業体で、もう一つLoft というブランドも擁しています)がオシャレでかつコスト・パフォーマンスの良いブランドでした。


この夏は諸般の事情でアメリカに行けませんでしたので、さっそく着るものに困っています。かといってユニクロでそろえたくはないし...どうしたらいいのでしょう。時間ができたら心斎橋のH&Mに洋服ハンティングに行こうかと考えています・