yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

猿之助

「物語」のコラージュでシャレのめした猿之助・幸四郎の『東海道中膝栗毛』第四弾 in 「八月納涼歌舞伎」@歌舞伎座 8月15日第二部

第1作は実際の舞台で見て、第2作はシネマ歌舞伎で見ている。第2作は特に面白く、シネマということもあり二回も見てしまった。江戸戯作の諧謔精神に満ち満ちた作品で、随所に入れ込んだモジリ・モドキのあまりにものハマりように嵌った。第1作よりかなり…

来月(8月)観劇予定

東京遠征は考えていなかったのだけれど、息子一家が帰国し、東京で会うことになったので、急遽歌舞伎を取った。といっても出遅れてしまい、三部あるうちの一つのみが三等 A(5000円)席、「東海道」の方は二等席以上しか残っていなかった。一般売り出しの前…

「高嶋館・竹藪」と「土佐将監閑居」(通称「吃又」)二幕の『傾城反魂香』in 「三月大歌舞伎」@歌舞伎座 3月8日昼の部

「配役」と「みどころ」 珍しい序幕「高嶋館」の上演と頻繁に上演される「吃又」 印象的だった役者たち 「配役」と「みどころ」 以下、「歌舞伎美人」から拝借した「配役」、「みどころ」。 高嶋館・竹藪〉 〈土佐将監閑居〉 狩野四郎二郎元信 不破入道道犬 …

幸四郎・猿之助のダブルキャストが面白い『弁天娘女男白浪』in 「三月大歌舞伎」@歌舞伎座 3月8日夜の部

幸四郎・猿之助の遊び心から生まれる滑稽感 二人の思惑は? 意外と「大真面目」(?)な幸四郎と猿之助 白鸚の大きさ 幸四郎・猿之助の遊び心から生まれる滑稽感 「浜松屋見世先」より「稲瀬川勢揃い」までの二場構成。そして、斬新(?)な幸四郎・猿之助の…

手練れ揃いで面白くないわけがない『松竹梅湯島掛額』@歌舞伎座 1月9日夜の部

この日は前日に続いて国立劇場の歌舞伎を見たのだが、第4幕まで見て、歌舞伎座に移動、なんとか夜の部にぎりぎりセーフだった。 猿之助・幸四郎・七之助の阿吽の呼吸がいい! 「八百屋お七」をシャレのめす趣向 三人三様の「ずらし方」に見応えが 猿之助・…

『隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)』[法界坊] in「吉例顔見世大歌舞伎」@歌舞伎座 11月9日夜の部

以下に「歌舞伎美人」から拝借した配役とみどころを。 奈河七五三助 作 石川耕士 補綴 序 幕 向島大七入口の場より 大喜利 隅田川渡しの場まで 浄瑠璃「双面水澤瀉」 <配役> 〈法界坊〉 聖天町法界坊 猿之助 五百平 巳之助 おくみ 尾上右近 野分姫 種之助 …

こりないで『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』(シネマ歌舞伎)再訪@109シネマズ箕面 9月21日

この作品のシネマ版、公開時にロンドンにいたので、残念ながら見ること能わず。箕面の映画館での再映があるということで、一昨日に行ったのだけれど、それでも何か「見落とし感」があり、結局上映最終日の今日も行ってしまった。 前の記事で見落としていたの…

「もどき」と「もじり」でシャレのめした『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖 (とうかいどうちゅうひざくりげ こびきちょうなぞときばなし)』シネマ歌舞伎@109シネマズ箕面 9月19日

これぞ「江戸歌舞伎!」と興奮してしまった。ありとあらゆる歌舞伎のエッセンスというか、観客をたらし込む手練手管がぶち込まれた作品。染五郎(当時)と猿之助の「どうだ!」という声が聞こえてきそうだった。目一杯の歓声、手が痛くなるほどの拍手で、対…

いかにも「軽かった」新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』@新橋演舞場 8月5日昼の部

以下、「歌舞伎美人」サイトからお借りした宣伝ポスター。 <プロダクション&キャスト> 岸本斉史 原作 G2 脚本・演出 うずまきナルト うちはサスケ 綱手 大蛇丸 春野サクラ うたたねコハル 猿飛ヒルゼン シズネ 干柿鬼鮫 薬師カブト 水戸門ホムラ うちはイ…

「ままごと遊びのリサイクル」だったスーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』@大阪松竹座 4月6日

今月は名古屋公演だとか。そういえば私が松竹座で見てから1ヶ月近く経過してしまった。評を書く気もしないほど失望したから。今回の『ワンピース』、ABCDと四部構成になっていた。私が見たのは「B日程」。その配役は以下。 ルフィ、ハンコック 市川 猿之助 …

シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛』は舞台版を超えていた?

猿之助/染五郎大奮闘。健気なほどに大奮闘。この二人をシネマ版で初めて見た人は虜になったこと間違いなし。二人にもそうだけど、歌舞伎に。それほどシネマ版は効果があったと思う。実際の舞台は昨年8月に見て、ここの記事にしている。まず構想の奇抜さに脱…

映画『花戦さ』@TOHOシネマズ西宮6月8日

東映公式サイトからの情報が以下。 【脚本】 森下佳子 【原作】 鬼塚 忠「花戦さ」(角川文庫刊) 【音楽】 久石 譲 【監督】 篠原哲雄 【キャスト】 • 野村萬斎 池坊専好 • 市川猿之助 豊臣秀吉 • 中井貴一 織田信長 • 佐々木蔵之介 前田利家 • 佐藤浩市 千…

『金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)』in 「五月花形歌舞伎」@大阪松竹座5月16日昼の部

「歌舞伎美人」から拝借した情報は以下。 四世鶴屋南北 作 武智鉄二 補綴 石川耕士 補綴・演出 市川猿翁 演出 三代猿之助四十八撰の内ここに大喜利所作事の「双面道成寺」組み込まれているとの明示も。さらに、「市川猿之助宙乗り相勤め申し候」と付け足され…

中村屋兄弟と猿之助の一皮むけた『怪談乳房榎』in「五月花形歌舞伎」@大阪松竹座5月8日夜の部

なが〜い副題がついている。曰く、「三世實川延若より直伝されたる 十八世中村勘三郎から習い覚えし」『怪談乳房榎』と。以下「歌舞伎美人」からの概説。 三遊亭円朝 原作 『怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)』 中村勘九郎三役早替りにて相勤め申し候 …

三代猿之助四十八撰の内「奴道成寺(やっこどうじょうじ)」 in 「四月大歌舞伎」@歌舞伎座 4月13日夜の部

「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」が以下。 <配役> 白拍子花子実は狂言師左近 猿之助 所化 尾上右近 同 種之助 同 米吉 同 隼人 同 男寅 同 初舞台龍生 <みどころ> 狂言師が鮮やかに踊り分ける道成寺 鐘供養が行われると聞き、近江国三井寺へ…

猿之助の『雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)』@博多座2月9日夜の部

「市川猿之助早替り並びに宙乗り相勤め申し候」と但し書きが付いている通り、昼の部とは趣向の異なった猿之助の宙乗りが見られた。このサービス精神からも察せられる?ように、従来の「雪之丞変化」の演出とは違っていて、そこにかなりの「差別化」が施され…

一層の磨きがかかった猿之助の『男の花道(おとこのはなみち)』@博多座2月10日昼の部

これは一昨年5月に明治座でほぼ同じ配役のものを見ている。大衆演劇では昨年、「たつみ演劇BOX」で見ている。遡れば、1994年、今は焼失してしまった大阪中座で、三代目鴈治郎(現藤十郎)で見たのが最初だった。以前の記事にも書いたけれど、私にとって、鴈…

『艶姿澤瀉祭(はですがたおもだかまつり)』市川猿之助宙乗り相勤め申し候@博多座2月10日昼の部

「幹部俳優出演」となっている通り、主要役者が全員打ち揃っての舞踊ショー。壮観だった。大衆演劇の舞踊ショー、宝塚、OSKのレビュー等を連想させた。個人舞踊はもちろんのこと、相舞踊、群舞取り混ぜてのショー。どこまでも客を楽しませることに主眼がおか…

三代目市川右團次襲名披露『通し狂言 雙生隅田川(ふたごすみだがわ)』@新橋演舞場1月14日昼の部

公演チラシは以下。引用させていただく。 長い副題がついている。曰く、「壽新春大歌舞伎 市川右近改め三代目 市川右團次 襲名披露二代目 市川右近 初舞台」。澤瀉屋の市川右近が三代目市川右團次を襲名した。初代右團次は上方の出身なので、同じく上方出身…

市川猿之助主演 シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎IIワンピース』@尼崎MOVIX 10月24日

舞台版を新橋演舞場で昨年10月に見ている。シネマ版はそれをずっと凝縮、映像ならではの手法を駆使、ソフィスティケイトされたものになっていた。どなたが編集の指揮を取られたのでしょうか(もちろん猿之助も加わっていたのだろうけど)、知りたい。クレジ…

猿之助と巳之助のダブルキャストで魅せる『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)京三條大橋より江戸日本橋まで』@京都春秋座10月11日

以下、チラシ写真。 とにかく楽しかった。松竹のサイトに以下の解説が。 浄瑠璃 お半長吉「写書東驛路」(うつしがきあずまのうまやじ) 市川猿之助・坂東巳之助 宙乗りならびに十三役早替り相勤め申し候 作者と演出者 四世鶴屋南北 作 奈河彰輔 脚本・演出 …

八月納涼歌舞伎第二部『東海道中膝栗毛』@歌舞伎座8月26日その弐

先日アップした「その壱」の続編。全部で十三場もある。そのほとんどにいろいろな仕掛けの工夫が凝らしてあって、感心。びっくり玉手箱から何が出てくるのか、ワクワクして待つ心境だった。どの場の演出にも裏切られなかった。とにかくすごい!感心したのは…

八月納涼歌舞伎第二部『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』@歌舞伎座8月26日その壱

今回の東京での歌舞伎観劇、収穫が多いなんてものではなく、頭の中がひっくり返り、心臓がバクバクするような、そんな舞台が見れた。それもすべての部で。新作、改訂作のオンパレード。第一部の『権三と助十』、第二部の『東海道中膝栗毛』、第三部の『廓噺…

舞踊劇「流星(りゅうせい)」七月大歌舞伎@歌舞伎座7月26日千秋楽

以下、「歌舞伎美人」サイトからの引用。 市川猿之助宙乗り相勤め申し候<配役> 流星 猿之助 織姫 尾上右近 牽牛 巳之助<みどころ> 四人の雷たちの騒動を一人で踊り分ける軽妙洒脱な舞踊 七夕の夜、年に一度しか会うことのできない牽牛と織姫が今宵の逢瀬…

『荒川の佐吉(あらかわのさきち)』七月大歌舞伎@歌舞伎座7月26日 千秋楽

以下、松竹サイトからの借用。 真山青果 作 真山美保 演出 江戸絵両国八景 <配役> 荒川の佐吉 猿之助 相模屋政五郎 中車 極楽徳兵衛 男女蔵 大工辰五郎 巳之助 お八重 米吉 絵馬屋重作 桂三 あごの権六 由次郎 鍾馗の仁兵衛 猿弥 丸総女房お新 笑也 隅田の…

通し狂言『柳影澤蛍火(やなぎかげさわのほたるび)柳澤騒動』@歌舞伎座7月26日千秋楽

十日前の観劇。PCをホテルに持ち込まなかったので、観劇の感激度が上手く表現できなくて残念。とりあえず、松竹サイトからの引用。 宇野信夫 作・演出 織田紘二 補綴・演出本所菊川町浪宅より 駒込六義園庭園まで <配役> 柳澤吉保:海老蔵 護持院隆光:猿之…

猿之助、巳之助が10月巡業歌舞伎で南北の『獨道中五十三驛』を

歌舞伎の月刊誌、「ほうおう」で発見。松竹サイトにはまだアップされていない。この狂言の巳之助、猿之助率いる澤瀉屋一門にただ一人他家からの参加。思わずニンマリしてしまった。演目は四世鶴屋南北の『獨道中五十三驛』。これは2年前の10月に新橋演舞場、…

染五郎の知盛がすごい「碇知盛」『義経千本桜』@歌舞伎座 6月4日 第一部

まずは今回公演のチラシを。 この通しの全体像とその狙いを「歌舞伎美人」にアップされた「みどころ」から。 流転する義経に翻弄された三人の男たち―長編歴史ロマンを三部制で初上演― 『義経千本桜』は、『菅原伝授手習鑑』、『仮名手本忠臣蔵』と並ぶ歌舞伎…

『義経千本桜』から「狐忠信(きつねただのぶ)」〜市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候〜@歌舞伎座6月6日第三部

まずはチラシを。 内容は二部構成。以下。 道行初音旅 (三代猿之助四十八撰の内) 川連法眼館 市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候 「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」が以下。 「配役」 〈道行初音旅〉 佐藤忠信 (実は源九郎狐) 猿之助 逸見藤…

「ウタフクヤマ 市川猿之助」、フジテレビ5月1日(2015年10月11日の再放送)

元の番組案内は以下。 ウタフクヤマ 市川猿之助 2015年10月11日 市川猿之助がゲストで登場する 福山雅治、リリー・フランキー、桐谷健太、小室哲哉、市川猿之助 ゲストの猿之助が「兄弟船」を歌った。なかなかのもの。大衆演劇舞踊曲の定番中の定番。三味線…