yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

映画・テレビ・アニメ

マリア・カラスのアリアの美しさに圧倒される『私は、マリア・カラス』(Maria by Callas) @シネピピア 2月20日

映画公式サイトから画像をお借りする。 作品詳細 スタッフとキャスト マリア・カラスへのインタビューが軸 パゾリーニの『王女メディア』でメディアを演じる 『蝶々夫人』の着付け 晩年はリサイタル中心に アリア、「私のお父さん」 作品詳細 スタッフとキャ…

『鬼平外伝 正月四日の客』@関西テレビ 1月3日再放送

優れた脚本 主要キャスト あらすじ 亀の小五郎を演じた松平健の人物造型が素晴らしい 食べる所作に出る品格 「目」の演技の秀逸 庄兵衛役の柄本明の抑えた演技がいい 二人が醸し出す連帯感が泣ける 原作は、池波正太郎の『にっぽん怪盗伝』中の「正月四日の…

「嘘」を入れ子構造のパロディにした映画『嘘八百』(Amazon Video)

関西風の洒脱で魅せた作品。「嘘」を入れ子構造的パロディに使うなんて、いかにも上方喜劇。本来なら宝塚ソリオホールで見る予定が叶わず、Amazonのプライムビデオで鑑賞。 「映画.com」からお借りした情報が以下。 <スタッフ> 監督 武正晴 脚本 足立紳 今…

小津安二郎監督『早春』BSプレミアム 10月11日

デジタル修復版。前日放映の『お茶漬けの味』、そして12日の『東京暮色』も録画した。このデジタル修復版は極めて質が高い。テクノロジーの画期的な進歩にひたすら感謝! (現代テクノロジーの技極めたデジタル版とはいえ)そこかしこに「小津節」が見え隠れ…

中村錦之助主演の『笛吹童子』三部作(東映、1954)@京都文化博物館 フィルムシアター 8月11日 

ラジオドラマを映画化したもの。GHQによる検閲が終わる1951年までは、時代劇映画を自由に制作することはできなかった。1954年公開の『笛吹童子』には検閲から解放された映画人たちの喜びが溢れているように感じられる。以下、構成と主たる配役を映画サイトか…

映画 『レッド・スパロー Red Sparrow』 (Twentieth Century Fox、2018)——ロシアより愛をこめて?——スパイになったボリショイ・プリマの悲劇

バンコクからロンドンに向かう機内で見た映画。私はいい映画だと思ったのだけれど、Rotten Tomatoesの評価は散々(48点)だった。概要はここにある通り。 www.rottentomatoes.com 原作はJustin Haythe、監督がFrancis Lawrence。残念ながらいずれもよく知ら…

タイトルは語る?!「緊急取調室シーズン2 」第四話『ふたりの愛』

テレ朝のサイトにアップされていた解説]をリンクしておきます。文章で出すと以下です。 高校の教室で不穏な事件が起こった。担任の沢本愛(矢田亜希子)が授業をしている最中に、生徒の春日俊介(平岡拓真)が倒れ、意識不明の重体になったのだ。その後、俊…

こうくるか!新趣向のテレビドラマ「緊急取調室」

テレ朝の連ドラ「緊急取調室」にハマりました。再放送で見たのですが、当分新シリーズのリリースはない? 新趣向の刑事もの 取調官と被疑者との間の心理戦 真壁と梶山の近くて遠い仲? 優れた脚本 Gender Consciousness! 新趣向の刑事もの 二週間前の再放送…

映画『バリー・リンドン』[Barry Lyndon] (1975) BSプレミアム4月26日放映

作品と監督 キューブリック監督の作品群 ポストモダンを先取りした? 時代がかった「包装」 リンドンという人物のリアリティ 作品と監督 関連サイトからの作品紹介amass.jp。 【監督】スタンリー・キューブリック,【出演】ライアン・オニール,マリサ・ベレ…

「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」(原題「Endeavour」)第一話「華麗なる賭け/ある晴れた日に」

先日、たまたまNHK BSで放映されている第二話「Case2 泥棒かささぎ」を途中から見て、魅入られてしまった。「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」は以前に放映されたコリン・デクスター原作「主任警部モース(Inspector Morse)」(1986-2000)シリ…

「黄土の大地を走る ~村医者・父と子の物語~」2009年4月18日放送分の再放送@NHKプレミアムカフェ

まるで中国版赤ひげのような漢方医の賈光明さん。骨身を惜しまず昼夜村民のために尽くす姿は、聖人の域。収録からすでに8年以上経過、彼は今も元気にしておられるんだろうか。検索をかけてみたけれど、情報を掴めなかった。お元気でいて欲しい。どなたかご存…

映画『ロンドン、人生はじめます』(原題 Hampstead, 2017)

地味に中年男女の恋愛を描いています 『マディソン郡の橋』ほど深刻じゃない? ロンドンの天文学的地価高騰が背景に 明快なストーリー キートン演じるエミリーのかっこよさとグリーソン演じるドナルドの素朴さで魅せる 「めでたしめでたし!」の結末 批評家…

『レイチェル』(原題My Cousin Rachel (2017)

BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)の成田発ロンドン行きのフライトで見た映画。日本ではまだ公開されていない?JALとBAの共同運航の場合、 JALが「主」の時には機内上映の映画のレベルが高いのだけど、今回はBAが主になっていたので、映画には期待していなか…

映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(原題The Imitation Game、2014))

27日、正午過ぎの成田発ロンドン行きのブリティッシュ・エアウェイズ便に乗ったのだけど、機内で見た映画が興味深かった。その一つがこれ。日本では2015年3月に封切られたそう。地味な映画なので、あまり評判にならなかったのかもしれない。Wikiの解説が以下…

ブリティッシュ・エアウェイズの新作宣伝ビデオが傑作

普通は無味乾燥な機内の安全の解説ビデオ。それが今度のBAでは面白いものになっていた。youtubeで、「British Airways safety video - director's cut」で検索すると見れる。動画リンクをこの記事にはアップできないようなので。「Business Inside」誌にその…

映画『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』@シネリーブル神戸9月2日

先日『パリ・オペラ座の人々』を終了日の前日に見たのだけれど、そのときに見た予告編で、この作品を是非とも見たいと思っていた。今日が公開初日。以下、オフィシャルサイトからのイントロダクション。 1886年、北米マサチューセッツ州の小さな町アマストで…

三島由紀夫作『美しい星』の映画化

2日前に梅田のシネリーブルで見てきた。劇場の入っているビルには3年前、「ゲーテ・インスティチュート」を訪ねた折に行ったきり。駅から遠い上、ちょっと分かりづらく、また時間もお昼に始まるので観客は少ないだろうとタカを括っていたら。とんでもない。…

映画『花戦さ』は時代劇映画の「新感覚派」?

『花戦さ』を見て、最近の時代劇新路線の延長線上にある作品だと感じた。その辺りのことを映画の宣伝班が以下のように謳いあげている。 時代劇と言えば、手に汗握るサスペンスと見事な殺陣(たて)が決まる痛快なアクションが描かれるのが定番だったが、近年…

映画『花戦さ』@TOHOシネマズ西宮6月8日

東映公式サイトからの情報が以下。 【脚本】 森下佳子 【原作】 鬼塚 忠「花戦さ」(角川文庫刊) 【音楽】 久石 譲 【監督】 篠原哲雄 【キャスト】 • 野村萬斎 池坊専好 • 市川猿之助 豊臣秀吉 • 中井貴一 織田信長 • 佐々木蔵之介 前田利家 • 佐藤浩市 千…

映画『海賊とよばれた男』@TOHOシネマズ西宮12月31日

非常によくできた映画。原作は百田尚樹による同タイトルの歴史経済小説。原作は読んでいなけど、きっとこちらもバランスの取れた小説なのだろう。「歴史経済小説」なるジャンルがあることも初めて知った。百田尚樹氏の名は、大ベストセラーになった『永遠の0…

劇場版「艦隊これくしょん -艦これ-」@TOHOシネマズ西宮12月6日

見終わって、時間の無駄だったと思った。90分の映画だけど、その前に予告編が延々と30分も。とにかくうんざり。元はゲーム。それも「育成シミュレーションゲーム」というゲームの映画化らしい。人に「ぜひに」と薦められて、出かけたのだけど、途中でよっぽ…

海老蔵主演テレビ東京『石川五右衛門』第二話

初回も第二話も見ていなかったけど、なんと公式サイトで直近のものを視聴できるという。早速第二話を見てみた。つまらなかった。吉右衛門主演の「鬼平」にも藤田まこと主演の「必殺仕事人」にも及ばない。さきごろ再放送で見た菊五郎主演の「半七捕物帳」と…

『超高速!参勤交代』と続編の『超高速!参勤交代 リターンズ』

予告編で「超高速!参勤交代 リターンズ 」を知って、公開直後に見に行った。内容が「リターンズ」ではない方の「超高速」を見ていないと、すっきりしないところが多々あったので、一昨日huluでこちらも見た。いずれもエンターテインメントのツボを心得た作…

映画『真田十勇士』@109シネマズ大阪エキスポシティ9月26日

映画公開は同名の舞台とのパラレルになっている。舞台の方は気づくのが遅く、5日前にやっとチケットを取ったところ。10月14日から22日まで兵庫県立芸術文化センター大ホールに乗る。以下、映画版の作品サイトより。 関ヶ原の戦いから14年。天下統一を目前に…

菊五郎主演『半七捕物帳』テレビドラマシリーズ(1979 年)

菊五郎主演の『半七捕物帳』は全26話。どれを取ってもほっこりとするドラマで、すべて見終わったのだけど、時間があれば見直している。吉右衛門主演の『鬼平』シリーズも時々見返してはいたけれど、これほどではなかった。この二つのテレビシリーズの違いは…

「闇からの声」in テレビドラマ『半七捕物帳』(1979)

脚本は村尾昭氏。ネット検索をかけたところ、「セブン」という方のブログに言及があった。「村尾昭先生四回忌ご命日」というタイトルの記事(2011-11-05)。以下。 村尾昭氏は大阪に誕生され、東映ヤクザ映画・テレビ「必殺シリーズ」において、数多くの傑作…

テレビドラマ『半七捕物帳』——宮地芝居と歌舞伎と——

BSジャパンで放映されていた菊五郎主演の『半七捕物帳』が終わってしまった。4本程度しか見ていないので、とうとうamazonで入手。もちろん中古品。1979年4月から9月まで放映された全26話。非常に優れた作品。時代劇でシリーズになったものといえば吉右衛門の…

『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』@塚口サンサン劇場7月10日

原題は『The Eichmann Show』。劇中、「イスラエル版ニュールンベルグ裁判」というタームが出てきたけど、まさにそれを記録するドキュメンタリータッチの作品。公式サイトをリンクしておく。この公式サイトで「ストーリー」が読める。ここには「イントロダク…

尾上菊五郎主演 BSジャパン『半七捕物帳』

たまたまテレビをつけたらこの番組だった。思わず見入ってしまった。朝の9時前に始まるので、居る時しか見られないが、何本か見た。「大衆文学作品の最高峰とも謳われる作品、岡本綺堂原作の『半七捕物帳』。半七役は、梨園の名家である七代目尾上菊五郎が演…

映画『帰って来たヒトラー』@TOHOシネマズ西宮OS 7月1日

タイトルを見ただけで、どうしても観たくなった。「ヒトラー」という固有名詞そのものがタブーになっているドイツで製作された映画というだけでも、驚き。ティムール・ヴェルメシュが2012年に発表した風刺小説、『帰って来たヒトラー』(原題、「Er ist wied…