yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

大倉源次郎

5月観劇予定

能公演ではまず、「京都観世会例会」。番組は能が梅田嘉宏師シテの『賀茂』、河村和重師シテの『夕顔』、橋本雅夫師シテの『藤戸』の三本、それに茂山七五三、茂山宗彦、網谷正美各師共演の狂言『文荷』が加わっている。 次に「大江定期能」公演。能は大江広…

雅楽と能の関係が理解できた「第9回 和のしらべ『新しき御代を寿ぐ 武家の式楽~宮中の式楽』」@湊川神社 神能殿 3月2日

「阪神能楽囃子連盟 調和会」の主催で、とても面白い内容だった。宮中の式楽である雅楽、武家の式楽である能、この二つの式楽を組み合わせて舞台に乗せ、比較するという試み。雅楽では天王寺楽所の演奏する「萬歳楽」が披露され、能では梅若実師による『羽衣…

新作能『王昭君』——国境を越えて——@たかいし市民文化会館 アプラ大ホール 1月26日

豪華なお囃子方 悲劇の美女、王昭君 新作能『王昭君』の特徴 演者の力演 豪華なお囃子方 人間国宝の小鼓方大倉源次郎師、それに大鼓の大倉慶乃助師が出演される上、新作能ということで、予約をとっていた。前の週の土曜日に足を捻挫してしまい、「片山定期能…

能『恋重荷』in「大槻能楽堂自主公演能 改修35周年記念ナイトシアター」@大槻能楽堂 11月1日

着いた早々、シテ変更のお知らせがあった。『恋重荷』のシテは梅若実師と告知されていたのだけれど、肺炎になられたということで、急遽大槻文蔵師が代わられた。実師の足元が最近とみに不安定な気がしていたので、文蔵師が代わられて正解だったと思う。でも…

舞囃子「高砂」in 「甲南大学同窓会REBORN61」@甲南大学甲友会館 10月21日

非常にラッキーなことに、人間国宝の大倉源次郎師の演奏を聴くことができた。そもそも今日は京都観世会館での「京都観世会館60周年記念京都観世能1日目」に行こうかどうか、ギリギリまで迷っていた。源次郎師はこの公演で、四本ある能の三番目の『羽衣』の小…

梅若実師の能『翁』@観世能楽堂 in 「NHK 古典芸能への招待『四世梅若実 芸の魅力』」

いくつかの断章(断片)のみの放映だった。残念。フルバージョンが放映されることを期待している。 梅若実師の『翁』は初めて。ちょっと意外な感じだけれど、襲名の祝い事の一環としての演能なので、当然なのかもしれない。『翁』を見たのは2年前の正月に八…

一調「松虫」梅若玄祥 & 大倉源次郎

今、ロンドンのホテル。テレビを見る気もしない。何処も同じくだらない番組に決まっているから。こういう時に聴きたくなるのは、やっぱり日本のもの。中でも「松虫」。連れ合いが檜書房のサイトからダウンロードしたものを送ってくれた。それをただひたすら…

河村晴道師シテの能『実盛』 in 「第五回林定期能」@京都観世会館9月17日

この日は冒頭に河村晴久さんの演目解説があった。踏み込んだ解説で、今まで知らなかったことが多かった。いただいたプリントの解説も役立った。この物語に登場する人物の歴史的な背景がわかり、実盛に対する同情が今までに増して強くなった。斎藤別当実盛は…

こころに激震——現代能『冥府行〜ネキア』能楽座大淀町公演@大淀町文化会館あらかしホール9月3日

この企画を最初に立てたのはギリシャ人演出家のミハイル・マルマリノス氏。賛同した人間国宝の能楽師、梅若玄祥さんが二役で挑み、他の能役者を巻き込んでの公演だった。昨日の公演、小鼓は人間国宝の大倉源次郎さん。この大淀町桧垣本地区は室町時代、囃子…

巴御前の両性具有性を際立たせた味方玄師の能『巴』 in 「第34回テアトル・ノウ 東京公演」@宝生能楽堂7月22日

味方玄さん主催の「テアトル・ノウ」。これが初めての参加。今回の東京遠征で最も期待していた番組で、予想を裏切られなかった。それ以上だった。1時間20分の長丁場だったけど、最後まで眠くもならず、退屈もしなかった。途中、ほとんどシテの動きのない時…

業平の想いを伝える浅見真州師の能『小塩』in 「興福寺勧進能」@国立能楽堂7月22日

この日は午後2時から宝生能楽堂で味方玄師主催の「テアトル・ノウ」を観劇、その後こちらに出向いたので遅刻。馬場あき子さんのお話と狂言、『長光』を見損ねた。残念だったけれども、味方玄師の『巴』を最後まで見たかったので、仕方ない。『鬼の研究』で著…

望みうる最高の演者たちの能『松風 見留』in「片山定期能七月公演」@京都観世会館7月15日

「片山定期能」では二本の能と一本の狂言、それに仕舞が数本入るというプログラムになっているらしい。12時半に始まり5時前に終わるという長丁場。でも全く退屈しなかった。定期能の締めは『松風』。なんと1時間45分!演者さんたち、特にお囃子の笛と地謡の…

能『海士』NHK e-テレ2010 年5月15日放映のもの—私にとって幻の能舞台—

5月から受講していた京都市立芸大のお囃子講座で見たもの。この講座、能『海士』の謡本(テキスト)とそのビデオが教材に使われた。作品中のお囃子を中心とした「音楽」の歴史的背景、由来と、それらがどういう形でお囃子や謡に発展、結実しているのかを探る…

大槻文蔵師シテの能『杜若』in 「多武峰談山能」@談山神社5月22日

「能は見るんじゃない 妄想しながら眺めるの」とは女性能楽師、林美佐さん(MisaH)のtwitterでのつぶやき。それを実体験したのが、この『杜若』だった。シテの舞とそれを煽る囃子によって、つぎつぎと幻想が湧き上がり、それらが渾然一体となって、夢かうつ…

『小鍛冶 黒頭』in「第47回姫路城薪能」@姫路城三の丸広場特設舞台 5月12日

『小鍛冶』は初めて見る能の演目。期待が高まる。しかもシテはこれまた初めて拝見する演者、杉浦豊彦さん。そして何よりも期待値が高まるのが小鼓が大倉源次郎さんであること。そこに大鼓の山本哲也さん、そして太鼓の中田弘美さんが加われば、期待はマック…

岡田准一x大倉源次郎「能の謡と囃子はテキストを一切変えることができない!」

なぜ謡の人は8人全員が合わせられるんだろう。それはテキストが厳密に決まっていて、個人が勝手にそれを自分風に変えることができないから。これに気づいたのがつい先日。youtubeで岡田准一さん司会のラジオ番組(?)に収録された大倉源次郎さんの「解説」…

『絵馬』「第二回 風の能」@三田、風のミュージアム水上ステージ 4月28日

「風や水で動く彫刻「で知られる新宮晋氏の作品と能舞台とのコラボ。池に浮かぶ浮島に設けられたにわか舞台での能。客席は池を取り囲む小高くなった斜面に設えられている。能の開始前、斜面上から舞台に向かって、新宮晋作プロペラ様のオブジェがくるくる舞…

「邯鄲」in 第四十四回篠山春日能@篠山春日神社能舞台4月8日

シテは浅見真州氏。「桜川」のシテを務められた大槻文蔵氏と同年輩。奇しくもお二人は観世寿夫氏のお弟子さん。揚幕から出てこられたときの大槻氏と真州氏の佇まいがとてもよく似ていた。風の精のようにどこか儚げな感じ。でも弱いというのではなく、譲れな…

能楽大倉流小鼓方宗家 大倉源次郎氏 in「能? カンラで和時間」@ホテルカンラ京都 3月18日

ずいぶん前に伺った講座。こんな素晴らしい演奏と、そして楽しいお話が聞けるなんて、なんという僥倖!。ホテルに感謝。小鼓を8丁も用意していてくださったんですよ。実際に参加者が「演奏」してみることができる様に。なんという優しさ!以下にホテルのFac…

シテ 梅若六郎(現 梅若玄祥)「道成寺」の華やぎ

『能 道成寺』 [DVD、紀伊國屋書店、2012年]を見た。以下がその内容紹介。 平成12年に収録された道成寺三題 実力・人気ともに日本を代表する三人のシテ方の舞台を通し能の魅力を伝えます。観世宗家・観世清和、梅若家当主・梅若六郎、喜多流・塩津哲生の三者…

狂言「節分」in 「能と狂言」@京都芸術劇場 春秋座1月29日

渡邊守章氏企画、監修の「能と狂言」。この日は時期に因んで「節分」。能が「鵺」で共同体の穢れを負わされ、放逐される生き物を描いているけど、鬼もそれと同じ役割を担わされていることが多い。「節分」という行事もまさにそれ。狂言「節分」、今回は能「…

渡邊守章師の解説付き、能「鵺」 in「能と狂言」@京都芸術劇場 春秋座1月29日

企画と監修は渡邊守章氏。数年前からこの時期にこの企画が進行中らしい。私は初めて。渡邊守章氏の『繻子の靴』をこの春秋座で先月見たばかり。といっても全4日という長〜い芝居の半分のところで、体調が悪く頓挫した。口惜しかったのが、それまでの3日間を…

新年能 能「西行桜」〜観世流NHK eテレ

NHK元旦恒例の「新年能」、何回かちらっとだけ見たことがあったけれど、いつも退屈して続かず。それが今朝は最後まで通して観た。以下、番組サイトから。 世阿弥の傑作、能「西行桜」を人間国宝・野村四郎ほか豪華な出演陣でお送りする。【演目】能「西行桜…