yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2020-01-15から1日間の記事一覧

林宗一郎師シテの爽やかな脇能『養老』 in「京都観世会1月例会」@京都観世会館1月12日

脇能とは『翁』の後で上演される能で、神をシテとする能のこと。『養老』は男神能。作者は世阿弥。今回の舞台は『翁』の延長で、お囃子方も地謡もほぼ同じ。『翁』との連続性が際立たされていた。 世阿弥の能はどこかスッキリとしていて、爽快感がある。ごち…

観世清和師の『翁』in「京都観世会1月例会」@京都観世会館 1月12日

『翁』を初めてフルで見たのは3年前の1月3日、八坂神社での奉納能でのこと。シテ翁を金剛流宗家の金剛永謹師、三番三を茂山茂師が演じられた。シテの白色尉、三番三の黒色尉の面、それに三番三による鈴ノ段での能らしからぬ派手さが印象的だった。あとで能成…