yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2017-12-07から1日間の記事一覧

並木五瓶x国立劇場文芸部x吉右衛門の『隅田春妓女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)―御存梅の由兵衛―』in 「平成29年大歌舞伎」@国立劇場 12月6日

国立劇場文芸部の今まで見てきた「復活狂言上演」に連なる作品だった。「補綴」となっていて顔は見えないのだけれど、担当者たちが深く丹念に調査、研究を重ねた上で、補綴を施していることがわかる。いつも感心、感激する。いわゆる「ドブ」と呼ばれる席だ…

長谷川伸の「母恋」と共振する中車の父恋の『瞼の母』in「十二月大歌舞伎」第三部 @歌舞伎座 12月5日

今までどれほどの数の『瞼の母』を見てきたことか。勘九郎のものを見たのは2012年9月、松竹座での「勘九郎襲名興行」でだった。歌舞伎ではこれのみ。そのほかは全て大衆演劇でのもの。どれもそれぞれに味わいがあった。とはいえ、歌舞伎版よりも大衆演劇のも…