yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2010-11-27から1日間の記事一覧

サド・マゾヒズムと演劇

12月24日までに論文を一本仕上げなければならない。 一年以上も前から温めていたのが三島由紀夫の芝居、『地獄変』だった。これは芥川龍之介の同名の短編を素にした劇である。ただ、いかにも三島好みのものに換骨奪胎されている。権勢を誇る堀河大臣は絵師良…

三島由紀夫と演劇論

昨日は三島を偲ぶといいながら、お芝居を観に行っていた。本来なら三島が好きだった歌舞伎ということになるのだろうけれど。最近の歌舞伎、みる気がしない。そういえば成田屋の事件、歌舞伎界の現況を象徴しているのでは。歌舞伎がもつ本来のマグマのような…

アイザック・ニュートンと啓蒙主義 (Enlightenment)

昨日の読書会はニュートンだった。例のりんごの逸話で有名な万有引力の法則の発見者としてしか知らなかったので、彼が近代科学の祖であり、また思想家としても後のロック、ヒュームの経験論、実証主義思想の礎を築いたという内容のレクチャーは驚きだった。…

三島憂国忌

三島由紀夫研究会が編纂した単行本である。アマゾンで今日注文した。 http://ec2.images-amazon.com/images/I/41UdXgg5AnL._SS500_.jpg明日2010年11月25日は三島没後40年になることは以前に書いた。中央公論社刊行の『三島由紀夫と戦後』もその頃入手した。…